みなさん、こんにちは。 奈良市を中心にケアマネジャーとして活動しています山﨑です。
今月末で、株式会社介護屋の3期目が終わります。決算月です。 数字の並んだ書類を眺めながら、あっという間だったな、って感慨深いですね。
今回は決算を前にして、頭の中にあることを少し書いてみます。

気づけば3年
正直に書きます。 1期目は「とにかく潰れないこと」しか頭になかった。 2期目は、目の前の相談に応えるだけで手一杯。先のことを考える余裕なんて、ほとんどありませんでした。
3期目に入って、ようやく顔が上がった感覚があります。
今、つむぐみらいはケアマネジャー3人に事務員1人の、合計4人。 少人数だからこそ、一人ひとりの調子がそのまま事業所の調子になります。 誰かが無理をしていれば、それは利用者さんに届く支援にも出る。 ごまかせません。
シャンパンタワーの法則をご存じでしょうか
グラスをピラミッド状に積み上げて、一番上から注いでいく、あれです。 一番上のグラスが自分。2段目が家族や身近な人。3段目が職場の仲間。そして4段目に、利用者さんやご家族。
順番を飛ばして、下の段だけを満たそうとしてもうまくいきません。上が空っぽのままでは、どこかで必ず足りなくなる。
介護の現場は、これがひっくり返りやすい世界だと感じています。自分を後回しにできる人ほど「いいケアマネ」と言われがち。 私自身、家族との約束を何度もキャンセルしていた時期がありました。 あの頃の支援が本当に良かったのかと聞かれると……まあ、いろいろ思うところはあります。
ケアマネジャーである前に、ひとりの人間で、誰かの家族です。 自分と、身の回りの大切な人を大切にできる。そこがそろって、初めて他人の人生に伴走できるのだと思います。

後方支援が、いちばん静かに効いてくる
4期目にやりたいことは、派手ではありません。 休みたいときに休めること。記録や書類にかかる時間を削ること。
その土台になっているのが、実は事務員さんの存在です。請求業務、実績の確認、電話の一次対応、資料の準備。ケアマネが抱えていた「支援そのものではない仕事」を引き受けてもらえるだけで、こんなに違うのかと驚きました。
ここにAIの力も借りています。中身は社内の話なので伏せますが、人がやらなくていい部分は、思っていたよりずっと多かった。 全部おまかせ、とはいきません。それでも、机に向かう時間は確実に短くなりました。
事務員さんとAIが後ろを支える。ケアマネは利用者さん宅で過ごす時間と、考える時間を取り戻す。 支援の質が上がって、気持ちに余裕が生まれる。その余裕がまた、家族や自分自身に向く。
この循環を、気合いや善意ではなく仕組みとして置きにいきたい。 「山﨑さんが優しいから休める」では、人が増えた瞬間に崩れます。 会社を大きくしていきたい気持ちがあるからこそ、先に土台のほうを整えようと思います。
そしてもうひとつ、どうしても書いておきたいことがあります。 3年続けてこられたのは、私たちの力ではありません。相談を任せてくださった利用者さんとご家族、つないでくださった病院や事業所のみなさん、セミナーに呼んでくださった企業のご担当者、ケアマネジャーを紡ぐ会の仲間たち。そして、家で支えてくれている家族。
ご縁をいただいた全員のおかげで、4期目の話ができています。本当にありがとうございます。
4期目の介護屋山﨑、もう少しだけ欲張ります。 働く人が満たされて、その先の支援が良くなる。この順番を崩さずにやっていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、今日も素敵な一日になりますように!





