みなさん、こんにちは。
奈良市を中心にケアマネジャーしています山﨑です。
今回は、毎月第4木曜に開催している「個別面談深掘り倶楽部」で感いたことを書きたいと思います。
この会は、養成講座を修了した有志の皆さんと一緒に、個別面談の実践を深める学びの場です。
毎月1回、相談者役・産業ケアマネ役・壁役に分かれ、実際の相談場面を想定しながら面談を行い、その後みんなで振り返りをしています。
昨日のテーマは、仕事と介護の両立に悩む方への個別面談でした。

ご本人の思いを大切にする面談
昨日の面談を見ていて、とても印象に残ったことがあります。
面談者は焦って答えを出そうとせず、ご本人の言葉を一つひとつ丁寧に受け止めていました。
「親の介護をこれからどうしていけばいいのか。」
「仕事は続けたい。でも、このままでいいのだろうか。」
そんな揺れ動く気持ちを、安心して話せる時間になっていたように感じました。
実は相談者さんは、普段ご自身も人から相談を受ける立場のお仕事。
だからこそ、「自分がしっかりしなければ」「弱音を吐いてはいけない」という思いを、知らず知らずのうちに抱えていたのかもしれません。
話を重ねるうちに、ご本人の表情が少しずつ柔らかくなっていく様子を見て、私も胸が温かくなりました。
やはり、人は安心できる場所があって初めて、本当の気持ちを言葉にできるのだと思います。
「想像力?」「妄想力?」が必要だと感じる
昨日の振り返りで、改めて感じたことがあります。
それは、個別面談には想像力?妄想力?が必要だということです。
相談者さんが話している言葉は、ほんの一部です。
その言葉の奥には、どんな生活があるのだろう。
家に帰ったら、どんな気持ちで過ごしているのだろう。
職場では、どんな役割を背負い、誰にも言えずに抱え込んできたものがあるのだろう。
そんなことを頭の中で何度も思い描きながら、話を聴いていきます。
ここを想像できることが私たち産業ケアマネの強みだと考えます。
もちろん、決めつけてはいけません。
でも、「もしかしたら、こんな思いもあるのではないか」と想像を膨らませることで、問いかける言葉も、待つ時間も、面談の空気そのものも変わってきます。
昨日の面談は、その”妄想力”が自然と働いていたからこそ、ご本人の本当の思いに少しずつ近づいていけたように感じました。
制度を知っているだけでは、良い面談はできません。
目の前にいる一人のキャリアを思い描けるかが大切で、
それが、支援の質を高めていくのだと思います。
学びを共有できる仲間に感謝
個別面談深掘り倶楽部の魅力は、うまくいったことだけではなく、「もっとこうすれば良かった」という振り返りも率直に共有できることです。
相談者役だから感じること。
産業ケアマネ役だから見えること。
壁役だから気づけること。
同じ面談を見ていても、視点が違うからこそ、新しい発見があります。
正直、この時間が私はとても好きです。
一人で面談を続けているだけでは得られない学びを、毎月仲間からいただいています。
支援者も、一人では成長できません。
こうして実践を重ね、お互いにフィードバックを伝え合える仲間がいることに、心から感謝しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、今日も素敵な一日になりますように!





