みなさん、おはようございます。
奈良市を中心にケアマネジャー・産業ケアマネをしています
山﨑です。
今日は産業ケアマネ道場のお話です。
第2週目は福祉の福ちゃんの回です。
今回の内容は
・逆転の発想ー落ちないリンゴー
・メッセージ➕エピソードで伝えよう、
こちらの大切さを学んだ回でした。
台風に負けなかった「落ちないリンゴ」
何年か前、台風が青森のリンゴ畑を襲いました。
強風で多くのリンゴが枝から落ちてしまう中、奇跡的に枝に残ったリンゴがありました。
農家の人たちは、それをただの災害だと嘆くのではなく、逆転の発想で新たな価値を生み出しました。
「落ちない=試験に落ちない」として「落ちないリンゴ」と名付け、受験生を応援する縁起物として販売したのです。
結果、多くの受験生やその家族の手に渡り、新たな希望となりました。
この話を知ったとき、私は「介護の社会化」について考えました。
介護はまだ「社会化」されていない
介護保険制度が始まって20年以上が経ちました。
しかし、現場にいて感じることは、
今の介護はまだ業界の中で完結してしまっているのが現実です。
本来、介護は社会全体で支え合うもののはずなのに、現状では家族や個人の負担に偏っています。
だからこそ、
- ヤングケアラー(家族の介護を担う若者)
- ワーキングケアラー(仕事と介護を両立する人)
- ダブルケア(子育てと介護を同時に担う人)
といった新たな社会課題が次々と生まれているのではないでしょうか。
これらは、介護の「社会化」が不十分な証拠です。
介護の問題を家庭や個人だけのものとするのではなく、社会全体で支え合う仕組みが必要なのです。
本当の介護の社会化とは?
では、「本当の介護の社会化」とは何か。
それは、企業をはじめとした社会全体が、介護を「自分ごと」として考えることです。
介護は特定の業界や限られた人だけの問題ではありません。
誰もがいずれ直面する可能性があるものだからこそ、職場で、地域で、学校で、介護について考え、支え合う仕組みが必要です。
例えば、
✅ 企業が介護と仕事の両立を支援する制度を整える。
✅ 学校がヤングケアラーを理解し、サポートする体制をつくる。
✅ 地域が孤立しがちな介護者を支え合える仕組みを育てる。
こうした社会の変化が、介護を本当の意味で「社会化」することにつながるはずです。
発想を転換すれば、介護の未来は変えられる
「落ちないリンゴ」がただの台風被害ではなく、新たな価値を生み出したように、
介護もまた、「個人の負担」という視点から、「社会全体で支えるもの」へと発想を転換する時が来ています。
本当の意味での「介護の社会化」を目指して。
今、私たちがすべきことは、介護を業界の枠から解き放ち、社会全体で考える一歩を踏み出すことではないでしょうか。
どんなに強い風が吹いても、枝に残るリンゴがあるように。
どんなに困難な状況でも、支え合えば介護の未来は変えられる。
その想いを胸に、
私は今日も仕事と介護の両立が当たり前の選択肢になる社会を目指して活動中です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、
今日も素敵な1日になりますように!

