皆さん、おはようございます。
奈良市でケアマネジャーをしています
山﨑です。
つむぐみらいでは、ケアマネジャーとして【在宅で介護】を必要とする方や介護者のサポート、仕事と介護の両立支援室では、産業ケアマネとして企業と提携して従業員の皆様の【仕事と介護の両立支援】を提供しています。
11月9日(土)に開催されました介護離職防止を考えるフォーラム2024について書きたいと思います。全国から熱い思いを持った産業ケアマネが集合しましたよ。
仕事と介護の両立支援はこれからの課題
ケアマネジャーを紡ぐ会では昨年に続き2回目の開催にあたり、大阪会場への参加、オンラインでの視聴、
そして、たくさんのご協賛、ご支援を賜り、誠にありがとうございました!!
第一部 基調講演
株式会社be’leef 代表取締役 川浦文彦
川浦さまは2007年に美容師として独立開業されたそうですが
開業以来、美容業界だけでなく健康や保育と行った分野の事業を展開されています。
公園の中でスタッフの平均年齢が低く、今すぐ介護の課題に取り組まないといけないという意識はなかったようですが、生産年齢人口が減少する中で人材の確保、若手スタッフの将来をどのように支えるのか、とても興味深い話をしてくださいました。
何よりも素晴らしいと感じたことは地域貢献のお話でした。高齢になってもおしゃれをしたいという思いを叶えたい。おしゃれができれば皆んな笑顔になり、外出をしたいと感じるものだと話され、美容師が超高齢社会を支えるための視点を話してくださいました。
もっと早く知りたかった。
第二部のパネルディスカッションでは
ファシリテーターに紡ぐ会 進、
パネリストに
株式会社坂井商会・坂井社長さま
ロート製薬・山本さま、田島さま
株式会社be’leef・川浦社長さま
株式会社チェンジウェーブグループ・木場さま
株式会社イチロウ・細川さま
にご登壇いただきました。
それぞれの立場から仕事と介護の両立支援の視点について
ディスカッションをしていただきました。
企業として従業員を支えることの困難さ、
始めたばかりで正解が分からずに手探り状態での両立支援、
根気よく続けることで個別相談の件数が増えてきたことなど
これから取り組み始める
産業ケアマネ、企業の代表、人事担当者、保険外サービスの参考になったのではないでしょうか。
その中でも特に印象に残っていることは、
両親が自宅を売却した資金で老人ホームに入居したというお話。
今考えると本当に正しい選択だったのか、
他に選択肢があったのではないか。
と葛藤を感じてられるとのことでした。
そんな中、
施設に入ったと考えた金額を自宅での生活費(介護費用に含む)に当てると考えると
在宅生活継続の可能性が高まるということ。
介護は色んな形がありますね。
やはり、
選択肢を持つことが大切なんだと再確認できたフォーラムでした。
それでは、
今日も素敵な1日となりますように。