皆さん、おはようございます。
奈良市でケアマネジャーをしています
山﨑です。
つむぐみらいでは、ケアマネジャーとして【在宅で介護】を必要とする方や介護者のサポート、仕事と介護の両立支援室では、産業ケアマネとして企業と提携して従業員の皆様の【仕事と介護の両立支援】を提供しています。
個別性が高すぎるが故の悩み
介護ってとても個別性が高いってご存知でしょうか。
私はケアマネとして約10年間在宅を訪問していますが、
一つとして同じ介護のカタチに出会ったことはありません。
介護を受ける人も、
認知症に物忘れ症状がある、脳血管疾患により半身麻痺が残ってしまった。
認知症状も多種多様であり、右半身麻痺、左半身麻痺、麻痺の度合い、
家族状況、家屋環境、地域のサービス量など
そのご家庭の介護の形は一つもありません。
産業ケアマネとして働きながら介護をする方の相談を受けておりますが、
その中で職場に相談できません。もしくは、まだ職場には相談していません。
というお声をよくお聞きします。
職場へ相談しにくい理由の一つとして
『理解をしてもらえない。』辛さがあると話されます。
あなたもできるでしょ
思い切って上司に母親の介護をしていることを相談した息子様がおられました。
その時の返答で介護離職を選択されています。
『私も介護しながら働いてきたから大丈夫』
『あの人もご両親の介護をしているけど、仕事も頑張っているよ。』
そのような返答を受けた時には、
『他人と比べられて、ただただ辛かった。自分が弱いのかと思った。』と感じたそうです。
そもそも介護は個別性が高いので、
比べられるものではないと理解することが大切です。
そして、
一人でも多くの方にご自身のキャリアを大事にしてもらえるように
産業ケアマネの皆様に
お伝えさせてもらいました。
それでは、
今日も素敵な1日となりますように。