みなさん、おはようございます。
奈良市を中心にケアマネジャー・産業ケアマネをしています
山﨑です。
AIの活用が福祉業界でも確実に広がっています。
そしてAIを使いこなせる能力がケアマネにも求められる時代になるでしょう。
でも、ケアマネの仕事は、「人」に戻ってくる。
そう感じます。
効率化は、目的ではなく「手段」です。
手段を整えていくことで、もう一度「人」と向き合える時間を取り戻す。
それが、今回の導入に込めた想いです。
つむぐみらいではこれからも、
ケアマネジャーとしての専門性と、対人援助職としての誇りを両立させながら、
「未来のケアマネの働き方」を模索し続けていきます。
ケアマネジャーとして「人」と向き合いたい。
だからこそ、ケアプランデータ連携システム(通称:ケアプー)を導入しました。
つむぐみらいでは、ケアプランデータ連携システム(通称:ケアプー)を導入しました。
この愛称には、ケアマネジャーの業務に寄り添う“やさしさ”と“効率化”の願いが込められています。
私たちがこのシステムを取り入れた理由は、とてもシンプルです。
「もっと、人と向き合いたい」から。

インターネットFAXを使って、紙を減らしてきたけれど…
つむぐみらいでは、以前から紙の削減に取り組んできました。
その一環として、FAXはインターネットFAXを使用し、紙に出さずデータで確認・管理するよう工夫してきました。
それでも…
- ケアプラン原案をPDFで出力し、FAX送信用に変換
- 修正後の再送信や確認作業
- 受信側が紙に印刷していることもある
といった場面は避けられず、
「完全に紙をなくすには限界がある」と感じていました。
ケアプー導入で、FAXすらいらないやり取りへ
今回導入したケアプランデータ連携システム(ケアプー)では、
ケアプランやサービス提供票のやり取りが、FAXではなく“データそのもの”で可能になります(対応事業所と)。
- ケアプラン原案をクラウド経由で共有
- 修正もリアルタイムに反映・確認
- サービス担当者会議の資料もPDF不要
「印刷もしない」「FAXもしない」=“紙ゼロ”に近づく第一歩となりました。

効率化は、支援の“質”を上げるための選択
紙を減らし、FAXも減らす。
その目的は、決して「楽をしたい」ではありません。
- 手続きに取られていた時間を、利用者の話を聴く時間に
- 書類整理に消えていた気力を、支援の工夫に使う
“支援の質”を高めるために、手間を減らす。それがケアプー導入の真意です。

「紙のないケアマネ業務」へ。ケアプーとともに、次のステージへ
インターネットFAXの活用で、私たちはすでに一歩進んできました。
そして今、さらにその先へ――紙に頼らないケアマネジャー業務を目指しています。
すべての事業所がすぐに対応できるわけではありませんが、
今できるところから、少しずつ。
ケアプーは、私たちのそんな挑戦を支えてくれるパートナーです。

つむぐみらいは、これからも“人”と“しくみ”の両立をめざして
デジタル化は目的ではなく手段。
大切なのは、人に向き合う心と、それを守る環境だと考えています。
FAXの次は、FAXすらなくす。
「紙からの卒業」は、“人を大切にするケア”への進化でもある。
私たちはこれからも、ケアマネジャーらしい働き方を、ケアプーとともに探っていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もどうぞ、素敵な一日になりますように!
