介護の現場で詠みました
こんにちは。奈良市でケアマネジャーをしている山﨑です。
今日はちょっと趣向を変えて、日々の現場で感じたことを“川柳”にしてみました。
介護の現場は、泣いたり笑ったり、頭を抱えたり…
でも、そのひとつひとつがかけがえのない“人とのご縁です。
📝一句目
「帰りたい」
言われて困るが
笑顔出る
おなじみの「帰りたい」。毎日のように耳にします。
でも、何度聞いても“生きる力”のようにも感じるんです。
「家って、どこですか?」と聞き返すと、思い出話が始まることも。
📝二句目
書類より
あなたの声を
聞きたいよ
ケアマネはどうしても書類に追われます。
本当は、もっと話を聴きたい。“人”を見つめる仕事でありたい、と改めて思います。
ケアマネは相談援助職であるべきです。
📝三句目
ありがとう
その一言で
あと3件
「ありがとう」の破壊力、すごいです。
クタクタでも、あと3件のモニタリング訪問が控えていても
頑張れます!
みなさん!ありがとう!
以前、ご利用者に俳句を趣味にしている方がおられました。
その方は老人性鬱病と診断され、
外に出ることも、人に会うことも億劫になり、
家に閉じ籠るようになりました。
そんな時に、
要介護と認定され私が担当することになったんです。
しかし、お会いしても表情が乏しく必要なサービスに繋がらない。
まだまだ新人の時でしたから、
自分に何ができるのか、
考えて考えて、悩んでいたことを覚えています。
そして、
ある日、俳句を作って見てもらいました。
すると表情が緩んだんです。
『とてもいい俳句ね』
嬉しかったですね。
それから毎月娘さんと三人で俳句大会が開かれましたとさ。
久しぶりに俳句を詠んでみました。
季語も何もないですが、
これって俳句といっていいのかな😆
まあ、楽しかったからいいか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、
今日も素敵な1日になりますように!
