みなさん、おはようございます。
皆さんの地域の桜は満開でしょうか🌸
この季節になると、毎年考えることがあります。
奈良県介護支援専門員実務研修に関わり3年経ちました。
そうなんです。
実務研修を受けている皆さんは、ちょうど折り返し地点を通過中。
今、実習の真っ只中なのです。
ケアマネ楽しんでるかな?と、
ふと考えます。
実務研修とは
ケアマネ実務研修とは、試験合格者がケアマネとして働くために必要な実践力を身につける研修です。
この研修を修了することで、正式に介護支援専門員証が交付され、ケアマネとして働くことができるようになります。

「わからない」が普通の1年目
最初の1年は、きっと“わからないこと”だらけです。
何を聞けばいいのか、どこまでが自分の仕事なのか、何が正解なのか。
利用者さんの前では落ち着いてふるまっても、帰り道に「これでよかったのかな…」と考え込む日もあるでしょう。
私自身もそうでした。
「計画書の言葉、これでいいのかな」「サービスの組み合わせ、正しいのかな」
そんな風に、日々迷いながら、なんとか仕事を回していました。
2年目から見えてくる“暮らしのリズム”
でも2年目になると、不思議と少しずつ余裕が出てきます。
前の年に出会った利用者さんがまた春を迎える頃、
「そういえばこの時期、気分が落ちやすいって言ってたな」と思い出せるようになるんです。
計画を立てるときも、「この人は午前より午後の方が調子いいな」とか、
「ここのサービス事業所とは相性がいいな」なんて、感覚もつかめてきます。
“支援”が少しずつ、自分の中に馴染んでくる感覚です。
3年目。ケアマネという仕事の“おもしろさ”に気づく
そして3年目。
ようやく、“その人の暮らし”が見えてくるようになります。
「家族が何気なく発した言葉の背景」
「“困ってない”と言うけれど、本当はしんどい気持ち」
「制度の中では拾えないけど、大切にしたい想い」
そんな小さなサインを、自然とキャッチできるようになります。
支援が“計画”から“関係”へと深まっていくのは、たぶんこの時期なんだと思います。
最後に、いま伝えたいこと
ケアマネの仕事は、最初は難しく感じるかもしれません。
でも、まずは3年、続けてみてください。
その中で、少しずつ自分らしいケアマネ像が見えてきます。
そして何より、あなたが関わる利用者さんにとって、
“あなたが担当でよかった”と思ってもらえる日がきっと来ます。
一緒にケアマネ楽しみましょう✨
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、
今日も素敵な1日になりますように🌸
