みなさん、おはようございます。
奈良市を中心にケアマネジャー・産業ケアマネとして活動しています、山﨑です。
12月1日、一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会 ケアマネジャーを紡ぐ会の主催で、岡田和子さん（おおさか支部長）とのコラボセミナーを開催しました。
テーマは
「“まずはやってみる”から始める 仕事と介護の両立とケアマネの役割」。
平日の夜にもかかわらず、全国から多くのケアマネさんが参加してくださり、画面越しとは思えないほどの熱気に包まれた時間になりました。
ケアマネの日常の中に、すでに“両立支援”がある
セミナーでは、家族支援を通して見えてくる「仕事と介護の両立」のリアルや、ケアマネの日常に潜んでいる両立支援の視点について掘り下げました。
私たちが日々向き合っている相談の多くは、
“介護の問題”だけでなく、
“本人・家族・職場・生活背景が揺れ続ける構造” を含んでいます。
だからこそケアマネは、状況が揺れるたびに寄り添い、
「なんとかなりそう」と思える選択肢を一緒に探す専門職。
この視点に参加者のみなさんが深くうなずいてくれたのが印象的でした。
岡田さんの経験から語られる“両立支援が必要になる瞬間”の話も、参加者の心にしっかりと届いていました。
仲間と学ぶことで視野が広がる
グループワークでは、
「家族の話を聴いただけで関係の深まりを感じた経験」
「罪悪感や不安が生まれる“構造”」
といった現場のリアルを共有。
一人で考えている時には気づきにくい部分も、仲間と話すことで輪郭が一気にクリアになる。
ケアマネという仕事は、本当に“チームで磨かれる”仕事だと改めて感じました。
この雰囲気こそ、紡ぐ会ならではの学びの場です。
今日の学びを、明日の実践へ
セミナーの最後にお伝えしたのは、
「両立支援は特別なものではなく、ケアマネの日常そのもの」
というメッセージです。
制度を知ることや外部資源を使うことだけが支援ではありません。
迷いながらも一緒に選択を探し、状況が動いたらまた相談に乗る。
その積み重ねが、介護者を支え、働く人を支え、企業を支え、社会を支えていきます。
参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
紡ぐ会のセミナーにぜひご参加ください
ケアマネの学びは、一人よりも仲間と一緒のほうが圧倒的に深まります。
今回のようなセミナーは定期的に開催していますので、興味のある方はぜひこちらからチェックしてみてください。
👉 ケアマネジャーを紡ぐ会 公式サイト
https://www.tsumugukai.net/?srsltid=AfmBOorgakHX7XcgkDEd3eXeF_UJo4SgASvjkqsYvmFxipFoKF0eMkG7
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、今日も素敵な一日になりますように！
