みなさん、おはようございます。
奈良市を中心にケアマネジャー・産業ケアマネをしています
山﨑です。
先日「ケアマネジャーを紡ぐ会」のセミナーでした。
テーマは 「伝わらない」は変えられる ―産業ケアマネの現場で“言葉が届く”伝え方―。
講師は、産業ケアマネ2級を取得し、養成講座3期を修了された 木村翠希さん。
私は当日の司会を務め、準備の3回の打ち合わせからご一緒させていただきました。
その時間を振り返ると、学び以上に「人の力ってすごい」と実感するあたたかなセミナーになりました。

「伝えたつもり」と「伝わった」の間にあるもの
木村さんはこれまで、産業ケアマネを知ってもらうために、なんと 100日で200人 の経営者さんと出会ってきました。
その行動力にはただただ驚くばかりですが、同時に「伝えたはずなのに伝わらない」という悔しい経験も数えきれないほどあったそうです。
そのお話を聞きながら、私自身も「あるある」と深くうなずいていました。
どんなに思いを込めても、相手に届いていない瞬間。
逆に、ふとした言葉で「伝わった!」と感じる瞬間。
ケアマネとして日々向き合っている現実です。
あたたかな気づきをくれた「たとえ話」
今回のセミナーで印象的だったのは、木村さんが教えてくれた 「たとえ話の倉庫をつくる」 という工夫です。
日常の中で心に残ったたとえをストックしておく。
そして相手の表情を見ながら、その倉庫から一つを取り出して差し出す。
たとえ話は、ただ説明を分かりやすくするだけでなく、「あなたに届けたい」という優しさそのものなんだと感じました。
量が質へと変わる、その温度
木村さんが最後に語ってくださった 「量質転化の法則」。
数を重ねることで、やがて伝え方の質が磨かれていく。
100日で200人に出会った経験は、まさにその証でした。
「伝わった」と感じられたときの喜びは、まるで心がポカポカするようで、木村さんのお話を聞きながら、私まで胸が熱くなりました。
明日から頑張ろうと思えたセミナー
木村さん、準備から本番まで本当にお疲れさまでした。
勇気を出して語り、笑顔で伝えてくださった姿に、会場にいたみんなが励まされたと思います。
そして参加してくださった皆さん。
画面越しでも伝わってきたその笑顔やうなずきに、私自身とても支えられました。
「伝わらない」を「伝わる」に変えていく挑戦を、これからも仲間と共に続けていけたらと思います。
明日から頑張ろうと思えたセミナーでした。
温かな時間を、本当にありがとうございました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もどうぞ、素敵な一日になりますように!
