みなさん、おはようございます。
奈良市を中心にケアマネジャー・産業ケアマネをしています、山﨑です。
このたび、奈良市と大和郡山市のケアマネジャーが一堂に会する合同研修会を開催しました!
講師にお迎えしたのは、ケアプランセンターともの辻百合ケアマネジャー。
テーマは「ヤングケアラーについて考える」。
全国的にも注目されているこの課題について、現場感あふれる講義で丁寧に向き合っていただきました。

ヤングケアラー支援に必要な“気づく力”
子どもがケアを担っている現状に、私たちはどれだけ気づけているだろうか——。
「ケア」と言っても、それは目に見えるものばかりではなく、本人や家族も“ケアしている”と気づいていないことがある。
そんな気づきから始まった時間でした。
「ヤングケアラー=かわいそう」ではなく、
その背景や家族の想いにも寄り添いながら、“支援につなぐ”ことの難しさと大切さを改めて学びました。
🌈にじつなカード🌈
そして後半戦では……
🌈にじつなカード🌈の登場です!
にじつなカードとは、自分の価値観や想いをカードで言語化し、共有し合うツール。
今回は、「支援者である私たち自身も、時に支えが必要な存在である」という視点から、グループに分かれて語り合いました。
「自分を大切にする」って、どういうこと?
どのグループも真剣に、そして時に笑いも交えながら、
「自分自身を大切にするってどういうこと?」
「普段、自分の気持ちにちゃんと向き合えてるかな?」
そんな問いに、それぞれのペースで向き合う時間となりました。
やってみて感じたのは、
「話すことで癒される」って本当にあるんだな、ということ。
そして、相手の話を“ただ聴く”ことの力強さです。

ケアマネ同士で“ケアし合う”という価値
参加されたケアマネさんの中には、
「久しぶりに、自分の話を聞いてもらった気がします」
という声もありました。
私たち支援者もまた、誰かに聴いてもらえる場が必要。
そんな想いを分かち合えたことも、この研修の大きな意味のひとつだったように思います。
感謝とこれから
市の枠を超えて集まった56名のケアマネジャーの皆さん。
みなさんの真剣なまなざしと、あたたかなまるい雰囲気がとても印象的でした。
ご参加くださった皆さま、開催に向けて準備・運営に関わってくださった皆さま、
そして何より、心に残るご講義をしてくださった辻百合ケアマネジャーに、心より感謝申し上げます。
この学びが、日々のケアマネジメントの中で、きっと生きてくると信じています。
“誰かを支える”という大きな役割を担う私たちだからこそ、
自分のことも、どうか大切にできますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もどうぞ、素敵な一日になりますように!