みなさん、おはようございます。
奈良市を中心にケアマネジャー・産業ケアマネをしています
山﨑です。
先日、個別面談深掘り倶楽部を開催しました。
月1の貴重な実践につながる場なので気合入りますね。
ロープレを繰り返す意義
今回は、個別面談力を高めるための「個別面談深掘り倶楽部」を開催しました。
参加者は3つのルームに分かれ、それぞれのルームで1人ずつ、50分間の個別面談ロールプレイに挑戦。
面談する側、される側、観察する側――。
それぞれの立場で真剣に向き合い、気づきを持ち寄りながら、
「どう聴くか」「何に気づくか」「どこまで深く入っていくか」を探る時間となりました。
中には、手応えをつかんだ産業ケアマネもいれば、
まだまだもがきながら模索を続ける産業ケアマネの姿もありました。
でも、実践を積んでいくには、繰り返し、繰り返し面談するしかない。
頭で考えるより、現場で手を動かすこと。
そのなかで、少しずつ自分なりの「聴き方」が育っていきます。
主体は誰か?――支援の焦点を見失わないために
今回のロープレでは、もうひとつ大切な視点が浮き彫りになりました。
それは――「主体は誰か?」という問いです。
本来は「従業員の相談」を受けているはずなのに、
いつの間にか「その人の家族」や「上司」など、他者をなんとかしようとしてしまう。
知らず知らずのうちに、相談の焦点がすり替わってしまうことがあります。
誰のための面談なのか。
目の前の相談者の「主体性」を、どれだけ尊重できるか。
その視点を取り戻すことは、産業ケアマネとしての支援の軸を確かにすることにもつながります。
ご参加いただいたみなさん、真剣なまなざしと、あたたかなフィードバックをありがとうございました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もどうぞ、素敵な一日になりますように!
