みなさん、おはようございます。
奈良市を中心にケアマネジャー・産業ケアマネをしています
山﨑です。
本日は個別面談深掘り倶楽部について書きたいと思います。
有志で続ける、産業ケアマネのための実践道場
「個別面談深掘り倶楽部」は、有志の産業ケアマネが自主的に月1回集まり開催している勉強会です。
福祉の世界で長年支援を行ってきた私たちが、企業というまったく異なるフィールドに挑む今——必要なのは、新たな視点と実践力です。
この倶楽部では、毎回「産業ケアマネ役」と「従業員役」に分かれてロールプレイを実施。
現場さながらのやりとりを通じて、産業領域で通用する“面談力”を磨いています。
福祉の当たり前が、通用しない現場もある
産業の現場では、福祉の枠組みや常識が通じないことがあります。
働く人の生活背景も制度も把握しにくい。そんな中で相手の不安や悩みにどう寄り添い、課題を言語化し、支援につなげていくのか——。
産業ケアマネ役の方は、まさに“未知の領域”に足を踏み入れている感覚になります。
それでも、手探りで、自分なりの面談の「型」をつくっていくことが必要なのです。
だからこそ、「量稽古」しかない
スムーズに話が進まない、何を聞いたらいいかわからない——。
そんな壁にぶつかるたびに、身につまされるのが「やはり数をこなすしかない」という事実。
一度のロープレで身につく技術ではありません。
同じような場面を何度も繰り返し、「あの時はこう言えばよかった」「今度はこうしてみよう」と試行錯誤を重ねていく。
地味でしんどい。でも、それこそが面談力を鍛える近道です。
個別面談深掘り倶楽部は、“量稽古”の場でもあります。
仲間とともに、産業ケアマネの実力を磨く
参加しているのは、志ある仲間たち。
一人では乗り越えられない課題も、共に学び合う中で見えてくるものがあります。
産業ケアマネとして自信を持って現場に立てるように。
実践で通用する対話力を、自分の手の中に掴み取るために。
この倶楽部は、これからも続いていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もどうぞ、素敵な一日になりますように!
