みなさん、おはようございます。
奈良市を中心にケアマネジャー・産業ケアマネをしています。今日は先日開催しました産業ケアマネ道場について書きたいと思います。

企業の中に保健室
ゆめみ保健室の佐久間さんを講師に迎えて、産業ケアマネの“役割”を再確認!
産業ケアマネとして一歩を踏み出したい人を応援する実践の場――それが《産業ケアマネ道場》。
私たちは毎週水曜日の夜に集まり、知識や経験を共有しながら、現場で本当に役立つ“力”を磨いています。
昨日の稽古には、株式会社ゆめみにて「ゆめみ保健室」を立ち上げた佐久間史子さんを講師としてお迎えしました。
従業員が気軽に相談できる“社内の保健室”のような取り組みを実現された佐久間さん。その実践から学ぶことは多く、まさに今、産業ケアマネに求められている視点に気づかされる時間となりました。

テーマは「役割の確認」と「リファーの判断力」
今回の稽古では、あらためて「産業ケアマネとは、どんな役割を担う存在なのか?」という問いに立ち返りました。
制度のはざまにいる人、支援にたどりつけずに困っている人に対して、私たちは何ができるのか?
そして、自分がすべてを抱え込むのではなく、適切な支援先につなぐ“リファー”の判断ができるかどうか――
具体的な事例をもとに、「どこまで自分が支援すべきか」「どこでバトンを渡すべきか」を考える、とても実践的な時間でした。
「一人ではできない」からこそ、“つなぐ力”が問われる
産業ケアマネは、支援者であり、つなぎ手でもあります。
会社の中での支援だけでは限界があり、医療・福祉・地域資源など、他職種との連携が不可欠です。
佐久間さんの「ゆめみ保健室」のお話からは、“会社の中に信頼できる場をつくること”の大切さと同時に、
“会社の外とどうつながるか”という視点も学ぶことができました。
道場は続く――仲間と共に、実践を深めていく
《産業ケアマネ道場》は、制度や理論を学ぶだけの場所ではありません。
一歩踏みだす勇気をもらえる場です。相談できる仲間がいて、共に考え、磨き合う関係性を育む場所です。
皆さんのご参加を心からお待ちしています。
それでは今日も素敵な1日になりますように!
